わんみちゃんにおけるWindows 11への対応状況について

ファームウェアTPM(fTPM)が有効化されていないため、未だに「公式の方法では」Windows 11のシステム要件を満たせていない一部のわんみシリーズ(主にCore m3-8100Y搭載機)ですが、fTPMを有効化するファームウェアアップデートは本家ONE-NETBOOK公式サイトを見ていてもリリースされる気配はありません。

・・・そもそも発売から3年が経過している子も出てきているので、このままアップデートがリリースされないまま終わってしまうことになる可能性も高くなってしまいましたが・・・

一応公式サイトで案内されている「ツールを使用してISOイメージを改変し、システム要件チェックを回避する手段」であればプリインストールされていたWindows 10からWindows 11にアップグレードすることは出来るのですが、この環境では先日一般向けにリリースされた2022 Updateに更新することが出来ません。(Microsoftがインプレースアップグレードを行う際でのシステム要件の回避手段を塞いできたため・・・まぁ元々あくまで「検証用に」用意されていた手段だったので、こうなるのも半分は予測していましたが・・・)

環境によってはWindows Update経由で通常通り配信されることもあるようですが、その場合であってもやはりシステム要件チェックが入るのでインプレースアップグレードを行うことができません。更新するにはWindows 11 21H2がリリースされた際に紹介されていた「インストールISOイメージ内に含まれているappriserres.dllを削除してダミーファイルに置き換える」「Rufusを使用してシステム要件チェックを回避できるインストールUSBを作成してインプレースアップグレードを行う」しかありません。

一応中身はWindows 10と大差ないので今後も「無理矢理」大型アップデートをインストールできるとは思うのですが、第8世代Core m3だと本来普通にシステム要件を満たせているのでなんとかファームウェアアップデートを提供してほしいところではあるのですが・・・

 

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