OS標準IMEが高性能化した今、あえてATOK Passportを契約するメリットについて

ATOK Passportを契約して2年が経過しました。WindowsやmacOSに標準搭載されている日本語入力システム(IME、かつてはFEPとも)は性能が大幅に向上しており、かつてのMS-IME 95やことえり時代のようにお馬鹿な誤変換はしなくなりましたし、むしろAI技術なども取り入れて変換効率は向上しているのであえてATOKを購入する必要はないのですが、それでも使い続けている理由は「マルチデバイスで辞書を共有できる」のと「クラウド校正機能が使用出来るから」というのが大きかったりします。

もちろんATOXもJX-Word太郎に付属していたKTIS時代から今に至るまで進化しており、未だに高い変換精度の高さも魅力なのですが、かのあゆの場合モバイル環境やPC(だいぶ整理しましたが・・・)を複数台所有していることもあり、辞書をクラウド経由で同期できるのはかなり便利に感じています。

校正機能は文法的におかしいミスが多いのでMicrosoft 365版Wordで利用できるMicrosoft Editorでチェックをかけることが多いのですが、ATOK Passportの場合市販ソフトJust Right 7 Pro(単体で4万くらいする高額なソフトです。ライターやっているなら買った方がいいのでしょうが・・・)のエンジンを使用したクラウド文章校正機能がWEB経由で利用できるのも魅力に感じています。とは言っても最終的にチェックするのは人間ですが・・・

すべての機能が利用できるATOK Passport Premiumでもたがだか月額600円(年間契約だと7,200円)で利用できますし、特にブログ含め文章を執筆することが多い方だと便利な機能も多いので課金しても損はないと思います(なお買い切り版のATOKはだいぶ前にラインナップから消滅しています)。

 

ちなみにASUSのスマートフォンでは2014年のZenfone 5(2014)から2021年のZenfone 8/ROG Phone 5sシリーズあたりまでAndroid版ATOK(一部Passport機能が利用できないなど制限あり)がバンドルされていたのですが、去年発売したZenfone 9/ROG Phone 6シリーズでは搭載されなくなっています。

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