水月のリマスター版がでたが・・・

F&Cの名作ゲーム、「水月」のリマスター版が昨日発売したようです。オリジナルは2002年4月に発売したタイトルで、その後コンシューマー版（迷心）としてPS2、PSP版がリリース。アニメ化こそされなかったもののメディアミックスとしてドラマCDがリリースされ、さらにDVD PG版もリリースされています。雪さんは今でも人気があるキャラですし、オリジナル版では隠しキャラ扱いだった鈴蘭たんは某掲示板サイトでわはーた・・・あれ見た目と口癖がおなじなだけでもはや別キャラだったネ・・・

おそらく20台くらいのエロゲプレイヤーの中には「なんだこのブランド・・・」と思っている方も多いかと思われますが、かつては「Piaキャロットへようこそ」「Canvas」「同窓会」「きゃんきゃんバニー」と行った名作を生み出してきたブランドです。今となっては新作が微妙で過去作のリメイク商法で生き残っている状況になってしまいましたが・・・

前回の「Canvas」ではリリースされた2000年代レベルの古くさい3D化を行うという愚行にでたわけですが、今回は普通にHD化 + フルボイス化（オリジナル版は音声なし） + 現行OS対応程度にとどまっています。カウントダウンムービーなども作って力を入れているのはわかるのですが原画を担当した☆画野郎さん、シナリオを担当したトノイケダイスケさんはとうの昔にF&Cを退社しているので結局過去のリソースを再流用して生きていることには変わりないわけで・・・（なおかつてF&Cが採用していたゲームエンジンのADVWin32はビジュアルアーツのAVG32/RealLiveと異なり当時対応していたOSでないと原則動きません）

個人的にはコンシューマ版「迷心」のキャスティングが大好き（特に鈴蘭たんを演じられていたひと美さんはベストキャスティング！）だったのですが、今回はかつてリリースされたDVD PG版準拠のキャスティング（音声は取り直している模様）です。あくまで今はなきKIDが移植時に決めたキャスティングなのでF&C側としてはこれが答えということなのでしょう。輝く季節へのキャスティングも継承されなかったし・

いま何年だったっけ・・・