2023年3月に追加されたWindows Insider Program Canaryチャンネルでは現在Windows 11 ビルド 25xxx系統が配信されています。
従来のDevチャンネルではビルド23xxx系統が配信されており、だいぶ離れていることからおそらくDevチャンネルで開発中のビルドは今秋配信される「Moment 4 Update」もといWindows 11 2023 Update（バージョン23H2）、Canaryチャンネルで配信されているビルドはWindows 11 2024 Update（24H2）、あるいは次期メジャーアップデート「Windows 12（コードネーム“Hadson Valley”）」になるのではないかと言われています。なおMicrosoft内部向けに配信されているCanaryビルドとはまた別ビルドのようです。
当然Windows 12とされるOSで実装される予定の新機能が今後ﾄﾞｩﾝﾄﾞｩﾝ追加される予定ですが、先日配信されたビルド 25346の時点ではまだ見た目的に現在の安定版となるWindows 11 2022 Update（22H2、ビルド 22000系列）やビルド23000系列と大差ない印象を受けます・・・というか、逆にDevチャンネルで配信されたビルドで実装されたエクスプローラーのギャラリー機能がCanaryチャンネルの最新ビルドではまだ利用できないなど、早くも位置づけが訳わからない状況になっているのですが・・・
そもそもWindows 10からWindows 11に切り替わったときもInsider Previewではギリギリまで「Windows 10 バージョン21H2”Sun Valley”」として配信されていた経緯があり、内部ビルドとして配信されているWindows 11の開発バージョンとはまた姿が異なるので現状のCanary配信ビルドから次期Windows 12の姿を予想するのは難しいなぁというのが現在の感想です。
なお噂レベルですがシステム要件自体は現行Windows 11とあまり大きく変わらないとされています。変更されているのはRAMの最低要件が4GBから8GBに引き上げられている点のみとなります。まぁ既にRAM 4GBは人権がないと言われていますし、この点は妥当と言ったところでしょう。
一時期セキュリティチップとしてMicrosoft Proton必須になる情報もありましたが、現在出ている情報だと従来通りTPM 2.0据え置きになっています・・・まぁProton必須にしちゃうとここ1～2年くらいのPCしか対応できなくなりますし、そもそもProton自体普及していないのでこんな無茶な暴挙はさすがにMicrosoftもやらないとは思うのですが・・・
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