Huawei P30国内版(液晶割れジャンク品)を購入してしまったお話

本当はブリージング・クリスタルが欲しかったが・・・ ガジェット関連

本当はブリージング・クリスタルが欲しかったが・・・

昨日病院(新宿)に行った後、後楽園近くの日高屋で昼食を取り、秋葉に立ち寄ることにしました。端末を購入する予定は全くなかったのですが、香港・韓国旅行から戻ってきたTwitterのフォロワーさんと合った際に物欲が出てしまったのでイオシス路地裏さんで液晶焼き付き有りジャンクとして売っていたHuawei P30 Pro HW-02Kを購入・・・しようと思ったのですが、現在も続いている制裁の影響を受けてOSがAndroid 9 Pie、HuaweiカスタムUIであるEMUIのバージョンが9.1で止まってしまっており、ちょっと今から購入するのは厳しいかなと考えてワールドモバイルさんに寄ったところ、オープンマーケットで販売されていたP30(ELE-L29)の国内版の液晶割れジャンク品が2台ほど並んでいたのでコンディションを確認して購入することにしました。

割れてはいるが、この前購入した銀河ちゃんS22うるとらと比べればまだ「普通」に使える方・・・銀河ちゃんも普通に使ってるけど

本当はP30 Proでも印象的だったブリージング・クリスタルの個体が欲しかったのですが、1,000円程度高かった上に液晶割れの状態がより酷かったので比較的ダメージが行ってないオーロラの方を購入することにしました。価格は12,100円(税込)でした。以前はPayPayと現金しか使えなかったワールドモバイルさんですが、現在は普通にクレジットカードでも購入出来ます。ちなみに元々オープンマーケット版として販売されていたP30のケースやフィルムはもちろん今から家電量販店で購入するのは厳しいのですが、Amazonには普通にあります(無論注文した)。

P30シリーズが発売した2019年は現在も続いている制裁が始まった年ですが、まだ影響は少なかったのでGoogle Mobile Serviceは普通に使える上に、キャリアの意向で最後までアップデートを受け取ることが出来なかったドコモ版P30 Proとは異なりP30ではAndroid 10ベースのEMUI 12までしっかりアップデート可能です。ちなみに最終セキュリティアップデートは2022年5月1日。この時点で既に日本国内におけるスマートフォンの販売から実質撤退していたHuawei Japanですが、グローバルと同じくアップデートをしっかり提供してくれたことは好感が持てます。だからドコモは反省しろ。

夜景サンプル

(クリックで拡大します)
基本的にAI側で勝手に夜景モードに設定してくれる。今でも十分通用する画質はさすがHuaweiならでは

広角サンプル

(クリックで拡大します)
P20 Proとは異なり超広角撮影も可能に。

30べぇズーム

(クリックで拡大します)
30べぇズーム。銀河ちゃんの100べぇズームにせよ日常で使うシーンはあまりないが、2019年当時ここまでズームできるスマホはこの子くらいしか存在しなかった・・・はず。なおP30でも月、撮れます。

P30 Proとの差異はToFセンサーが搭載されていない点と、デジタルズームが30倍までになる点になります。とはいえ当時としては驚異的だった「月の表面まで撮れてしまう」Leica監修カメラの性能の高さは2023年現在でも十分通用します。帰りにSIMを挿入していない状態で何枚か夜景撮影してみたのですが、画像処理に5秒かかるのは今となってはちょっと気になる(当時は気にならないレベルだった)ものの、光が全くないような場面でもきれいな写真を撮ることが出来ました。超広角レンズも搭載されたので無印P30でも前モデルの上位モデル、P20 Proより大幅に性能向上しています。

カメラのスペックは無印P30でもP20 Proを上回る物に

当時はミッドレンジながらトリプルカメラを搭載していたP30 Lite(こちらはウインタブさんで発売直後に実機レビューを行いました)とToFセンサーと50倍ズームに対応したP30 Proが国内でも正規投入されていたのでどうしても無印P30は中途半端に見えてしまったのですが、使ってみるとP30もよく出来た端末なんだなぁと改めて感心してしまいました。この後発売したP40シリーズ(国内正規販売最終モデル)、P50シリーズ、Leicaとの独占契約が終了した後新たに登場した最新モデル、P60シリーズもカメラフォンとして着実に進化しているので気にな・・っているのですが、もはやGMSが搭載されていない上に制裁の影響で5Gモデムすら搭載できなくなってしまった現在のHuawei端末をレビューするのはウインタブさんでも個人ブログでもいろいろと厳しいので・・・制裁の影響がなければP50シリーズやnovaシリーズも国内で正規販売されていたはずなので、改めていろいろと惜しくなってしまいます・・・(逆に言えばHuaweiが制裁の影響を受けなければOPPOやXiaomiが日本での正規展開を開始していなかった可能性もありますが・・・)

割れているジャンク品ですが、通常中古でも2万円台で購入出来るようになってきたP30。カメラ性能の高さは今でも健在ですし、大幅にカスタマイズされたEMUIを採用しているおかげでOSバージョンの古さも全く気にならないので下手なエントリー〜ミッドレンジモデル(具体的に言えばRedmi 12C、OPPO A77、aiwaブランドのスマートフォン全般)を購入するより幸せになれると思います。ウインタブさんで何らかの形(今のところ普通に実機レビューする方向で検討中)で記事にしたいと思います。

関連リンク

Huawei P30:Huawei Japan

Huawei P30 / P30 Pro ー 月や銀河まで撮れるスマホ最高峰のカメラを搭載したPシリーズ最新モデル!(かのあゆ):ウインタブ

コメント

タイトルとURLをコピーしました