Windows 11 Insider Preview Devビルドに新しいWindowsバックアップアプリが登場

Windows 11 Insider Preview Devビルド(23466)で新しいバックアップアプリ「Windows バックアップ」が実装されたようです。先週Canaryチャンネルで配信されたビルド 25357ではまだ実装されていませんが、次のアップデートでこちらにも実装されるものと思われます。

Windows Vista以降のバージョンで実装され、いずれ廃止されることが予定されている「Windows Complete PC Backup」や「Acronis Cyber Protect Home(旧称Acronis True Image)」、「EASUS ToDo Backup Home」とはことなり、ハードディスクをイメージ化してフルバックアップするのではなくMicrosoft Storeからダウンロードしたアプリの設定、Windowsの設定、ドキュメントのバックアップ(OneDrive経由)、Wi-Fiなどのネットワーク設定のみバックアップするツールになります。バックアップしたデータは「Windows バックアップ」のほか、新しいPC(※Windows 11プリインストール中古PCでも可)を購入した際に初回セットアップ(OOBE)経由でリストアできます。

このうちWindowsの設定とOneDriveでのドキュメントのバックアップは現在のWindows 10/Windows 11でも行えるのですが、専用アプリが用意されたことでよりバックアップが取りやすくなります。おそらく今秋リリースされる次期大型アップデート、Windows 11 2023 Update(Moment 4、Version 23H2)から正式に利用できることになるかと思われます。

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