ということで、予定通りOnePlus 6をF-07C(あるいはGOLE 1)後継機として運用することにしました。導入に関してはWindows 10 PEを使用してDISM(正確にはそのフロントエンドツールのDISM++)でWindows 11のイメージを展開するときにESPパーティションが正常にFAT32でフォーマットされていなかったため、一度導入に失敗しましたがその点を除けばSMARTASWさんが案内している手順ですんなりとインストールすることができました。
今回は「たまたま」会社の同僚さんがメイン端末として使用しており、別機種に乗り換えたため譲っていただいたOnePlus 6ですが、実はAndroid端末でUEFIを実装し、Windows on ARMを動作させる「RENEGATE Project」の中では「最も」常用できる端末だったりします。銀河ちゃんS9やXperia XZ2などでも動きはするようですが、タッチパネルが動作しなかったりWi-Fiが動作しなかったりと常用するには厳しいレベルなのですが、OnePlus 6/6Tに関してはカメラとオーディオドライバが用意されていないことを除けば普通にWindows搭載UMPCとして活用可能です。
実はWindows on ARMを真っ当に触るのはこれが初めてなのですが、動作パフォーマンスに関してはPentium Gold 4415Yを搭載している初代Surface Goよりもサクサク動いてくれていることには驚きました、プラットフォームが違う関係でIntel x86/x64向けアプリはエミュレーション動作となるのですが、普段かのあゆがWindows環境で使用しているGoogle ChromeやMicrosoft Office(ARM対応版もリリースされていますが、とりあえずIntel x86向けのものをインストールしています。)もGIMPも快適に動作します。さすがにスクリーンキーボードだけで仕事をするのはきついのですが、Bluetoothも使えるのでマウスとキーボードをペアリングすればOnePlus 6で記事執筆作業すらこなせそうです。まぁ基本的にはOne-Netbook A1やSurface Goなどで行うことになるとは思いますが・・・
ゲームは試してないのですが、SMARTASWさんの検証記事だとアンダーテールは快適に動作するようなので、2D系のエロゲであれば普通に動作すると思います・・・というより、フォロワーさんが実際に「みずいろ」を動かしていたりするのでAndroidで移植されていない作品をプレイするのにも最適です。
追記:Insider Preview Devチャンネル配信ビルドで一部ユーザーに有効化されていた「非対応システムで動作させている場合に表示される透かし表示」ですが、安定版となるBuild 22000で表示されることを確認しました。まぁSDM845を搭載するOnePlus 6自体Windowsからすればイレギュラーな存在ではあるのですが、やはりMicrosoftは今後システム要件を満たしていないWindows 11環境における各種アップデートを打ち切る準備を行っているのかもしれません、せめてKabyとSkylakeだけは許してくれ・・・
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