ARROWS Tab V567/PにWindows 11をクリーンインストールしました

Windows 11アアアアアアアッ

Windows 10 Pro バージョン22H2環境で運用していたARROWS Tab V567/Pですが、Windows 10の開発終了がアナウンスされたことに伴い、もはや機能拡張すら望めないOS環境で使う機もないので将来Windows Updateでの更新を受け取れなくなるリスクを承知した上でWindows 11 Proを導入することにしました。

もちろんARROWS Tab V567/Pに搭載されているAtom X5-Z8500はWindows 11でサポートされているCPUではなく、そのままではインストールできないのでRufusでシステム要件チェックを回避したインストールメディアを作成し、そこからインプレースアップグレードをしよ・・・うとしたのですが、インストールプロセスで失敗してWindows 10にロールバックすることすら出来なくなってしまったので思い切ってクリーンインストールを実施することにしました(そもそもGENO Mobileさんで再販されていた時点で富士通の純正イメージではなく、Microsoftが配布しているイメージでクリーンインストールされていました)。

Windows PE環境では最小限のドライバしか用意されていないため、ARROWS Tab V567/Pではセットアップ時にタッチパネルが動作しないので最低限、キーボード(出来れば有線マウスもあるとベスト)の接続が必須となりますが、無線LANカードのドライバなどはインボックスでも含まれているのでOOBE画面で初回セットアップを行い、Windows Updateをオプションの更新プログラム(ドライバー更新含む)をすべて適用すれば画面回転屋タッチパネル含め完全に動作します。

ただ現状のWindows 11 2022 Update環境がWindows 10と比較してタブレットPCの最適化という意味では退化しているので使い勝手的には微妙ですし、もはやCherry Trail世代のAtomはパワー不足感もあるのですが・・・とはいえ一応これで「世界最小のIntel x64対応6インチWindows 11搭載UMPC」に進化することが出来ました。

OneDriveのオフラインデータはNTFSでフォーマットした(本来microSDXCカードの規格から大きく離れてしまうので推奨されませんが・・・)256GB microSDカードにインストールし、導入するアプリはMicrosoft Store + Wingetコマンドで入手できる物のみに限定したところ、Cドライブの空き容量はOffice(Microsoft 365 Pro Plus)を導入いた状態でも25GB程度確保することに成功しました。ATOKもちょっとWindows 11化したARROWS Tab V567/Pでは主にですし、そもそもデータビューアーとしてしか使わないのでインストールしていません。

1月にGENO Mobileさんで販売されてから予想通り中古市場ではほぼ見かけなくなりましたし、元々欲しかった機種なので今後も大事に使ってきたいと思っています。

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