京セラがコンシューマー向けスマートフォンの開発・販売から撤退することが発表されました。発表当初タフネススマホの「TORQUE」シリーズは新モデルの投入が継続されると報じられていましたが、結局TORQUEシリーズも含め完全撤退してしまうようです。
この発表の数日前にはバルミューダがスマートフォン事業の撤退をアナウンス。最初で最後になってしまった「BALUMUDA Phone」もまた京セラが開発した端末になります。かつてASCIIやエンガジェット日本語版で活躍されていた矢崎飛鳥さんがバルミューダ社に入社しており、スマートフォン事業にも力を入れていくのかな・・・と思っていた矢先だったのでびっくりしたのですが、京セラのコンシューマー端末事業撤退も影響していたのかもしれません。
海水につけても大丈夫!という究極のタフネス性能を備えるTORQUEシリーズばかり注目されがちですが、近年はハンドソープで洗えることを売りにしていたDIGNOシリーズやお年寄りに配慮したUIを備えるBASIOシリーズ、かんたんスマホシリーズも銀河ちゃんやXperia、AQUOS等と比較してしまうとどうしても地味な印象ではあったものの、国内メーカーならではの丁寧な作りが魅力的だったと思っています。国内メーカー云々にこだわっているわけではないのですが、今回の京セラの撤退は本当に寂しく感じています。
タフネススマホ自体ニッチなので、ウインタブさんでよく紹介記事を書かせてもらっているUlefoneやBlackviewブランドの端末が一部技適を取得して国内でも販売されていますが、選択肢が減ってしまうのは変わりないわけで・・・そういう点でも非常に残念ですね・・・
コメント