国会図書館でデイトナUSAの攻略本を読む

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予定通り作業先から国会図書館に来ています。結局忘れ物はなかったので、自宅に戻ってから改めてゆっくり探したいと思います・・・

今年の6月から入場制限がようやく解除され、コロナ禍以前のように利用者カードさえあればいつでも無料で入館することが出来るようになったのですが、お盆に入ったこともあってか今日(8月12日)は来館されている方が多く、デジタル化資料を閲覧するためのPC端末がほぼ使えない状況です。普段の土曜日でもそれなりに多いのですが、どこかしら端末が空いている席があるのでちょっと今日は混みすぎですね・・・

幸い自分のPC、スマホからも書籍の閲覧予約は可能なので、今日はデジタル化されている書籍・雑誌の閲覧は諦めて何冊か読んだら2時半ごろに引き上げて秋葉原に寄ってから帰ろうかなと思っています。なお古いパソコン関連の書籍、デジタルデータへの移行が始まっていて、スキャンなどの作業を行っている関係で何冊か読めなくなっているものがありました。

小学生の頃所有していたセガサターン版デイトナUSAの攻略本、「デイトナUSA オフィシャル・ガイドブック」も所蔵されているので読んでいます。10年くらい前であればブックオフでも普通に売っていたのですが、今となってはセガサターン自体がレトロゲームの範囲に入ってしまったため、古本屋で見かけることはまずなくなってしまいました。

AOUショーバージョン

サターン版デイトナUSA(初期移植版)の攻略本はこれ以外にも何冊が出ているのですが、講談社のものは唯一アーケード版、サターン版開発元のAM2研が監修を行っていて、プロデューサーの鈴木裕さん、名越稔洋さん(もはや「レースゲーム」の人ではなく、「ヤクザ・チンピラゲー」の人になってしまいましたが・・・)「Let’s Go Away」「Sky High」といった名曲を生み出した光吉猛修さんのインタビュー、カラオケ講座、アーケード版含む(当時リリースされていた)デイトナUSA全バージョンの紹介(Model2の技術デモとして展示されていたAOUショーバージョンや日本ではリアルタイムでも見たことがない「スペシャル」筐体まで網羅!)といった内容が掲載されているだけでなく、サターン版デイトナUSAのタイムアタック大会の景品でしか入手することが出来なかった「HORNETのペーパークラフト」がおまけに付いてくるなど、初代デイトナUSAファンにはたまらない一冊になっています。

攻略記事もあくまでサターン版準拠の内容なので、ダイナソア・キャニオン(中級)のプラキオ・カーブで「芝の上に乗ってしまってもOK」としているなど一部アーケード版や「2001」PS3/XB360版では使えない攻略情報も掲載されていますが、初級で必須テクニックとされてしまったピットロードを使ったショートカット等もしっかり掲載されています。(プラキオ・カーブのアレは初期サターン版の移植ミスだと思います・・・1997年にリリースされたCircuit Ediiton以降の移植版では原作通り、グリーンラインに入ると普通に減速するよう変更されています)。

この個体はもういない

買い直したいのですが、サターン版デイトナUSA本編よりなぜかプレミアが付いて高くなってしまってるんですよね・・・一昔前だったらそれこそ本当に100円で買えたのに・・・HORNETのペーパークラフト目的であれば別に国会図書館から複写サービスを利用してコピーすれば済むのですが、いろいろと想い出のある本なので後ほど秋葉に寄れるようであれば駿河屋あたり でも探してみようかなと思います・・・

ちなみにアーケード版の攻略本もサターン版発売前に出ていました。「Let’s Go Away」の別ミックスなどが収録された音楽CDや初期ROM/通信対戦ROMシングル設定時に登場する敵車の詳細も掲載されるなど、こちらも濃い内容なのですが、残念ながら今のところ国会図書館では所蔵していません(一応「日本で出ている本はすべて納本する」ことになってはいるのですが、エロゲ雑誌ファンタジェンヌやセガサターンマガジンなど、意外とストックしていない書籍・雑誌は意外と多かったりします・・・)

※当然ですが国会図書館内では原則写真撮影が禁止されているため、ここで掲載している写真は10年ほど前実際にかのあゆが所有していたものを撮影したものになります。

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