2023年11月9日にPlayStation 4/5、XBOX One/Series S|X、Windows向けにリリースされる「龍が如く7 外伝 名前を消した男」にて1998年に稼働した「デイトナUSA2」が収録されることが決定いたしました。
もともと同じくセガからリリースされていた「シェンムー」と同じく、マップに存在するゲームセンターでセガの名作アーケードゲームがプレイできるようになっていて、「バーチャファイター2/5 ファイナル・ショウダウン」「スーパーハングオン」と言った名作が移植されています。
今回収録が噂されている「デイトナ2」ですが、正確には「SEGA Racing Classic 2」名称で収録されるとのこと。「SEGA Racing Classic」は初代デイトナUSAのHD版として既に保守期間が終了していたModel2オリジナル版のリプレースを目的にリリースされたタイトルで、2009年12月には日本でも今はなき「セガワールド青井」などでロケテが実施されていましたが残念ながら正規導入されることはありませんでした。
「デイトナ2」ベースのSEGA Racing Classic 2はアーケードではリリースされていませんが、おそらくフロリダ・デイトナビーチに実在するデイトナ・インターナショナル・スピードウェイの版権を今回使用しない形での移植となったためこの名称になったと思われます。
SEGA Racing ClassicのCS移植版となるPS3/XB360版「デイトナUSA」や「Daytona Championship USA(こちらも日本未稼働)」がリリースされているのでハズブローとの権利問題は解決しているはずですが、あくまでゲーム内のオマケなのでわざわざライセンス代を払う必要もなかったということなのでしょう。
初代デイトナUSAはそれこそ何回もコンシューマ機に移植されてきましたが、Model3 Step B基板を採用したデイトナUSA 2の正式な移植はこれが初となります。
セガ最後のゲームハードとなったドリームキャストへの移植は多くのファンから移植が望まれていましたが、結局リリースされたのは初代のアッパーバージョン「デイトナUSA 2001」でした。いやこれはこれですきだけど、そうじゃない!
デイトナUSA2には初期バージョンの「バトル・オン・ザ・エッジ(BOTE)」と現在秋葉原GIGO3号館「RETRO:G」にて絶賛稼働中の「パワー・エディション(PE)」が存在しますが、おそらくどちらも収録される形になるかと思われます。タイトルスクリーンやBGMは当然一部差し替えになるでしょうが、タイトル以外でデイトナ名称が出てくるのは光吉さんバージョンの「Battle On The Edge(アドバダイズデモ収録曲)」くらいなので初代と比べれば影響は少ないかと思われます・・・SEGA Racing Classicではニューミックスに置き換わってたからデニスさん、光吉さんの新録版「Scyscraper Sequence」とか「I Can Do It」とか収録してくれたらそれこそ全裸で喜ぶのですが・・・
ソース元が国内個人情報サイトのみなので信憑性は正直微妙なのですが、そのほか同じくModel3基盤を採用した「ファイティング・バイパーズ2」やSG1000版「フリッキー」、マスターシステム版「ギャラクシーフォース」が収録されるとのこと。おそらく正式な情報は再来週開催される東京ゲームショー 2023でアナウンスされるはずなので続報待ちですが、ここまでくるまでまじめに25年間待っていたのでSEGA Racing Classic 2が収録されるようであれば間違いなくPC版は購入すると思います。今はModel3のエミュレーター(SuperModel3)もありますが、正式な移植版であることに意味があるので・・・
ということでそろそろスカッドレースの移植もいかがでしょうか・・・(ぉ
という内容でこの記事を書き上げた後、Xにて明日発売するファミ通の早売り情報が掲載され、正式に移植されることが確定しました。収録されるのは「PE」のほうで、タイトルスクリーンは変更されていますが基本的にはModel3版をそのままエミュレーションしているようで、解像度もオリジナルと同じ496 × 384のままです。まぁあくまで龍が如くに収録されたセガオールドゲーム移植作は当時稼働していたものをそのまま再現する方針なので・・・おそらくBGM関連も「Battle On The Edge」(光吉さんVer)で「でぇいとぉぉぉなぁぁぁぁ!」の箇所がカットされるものの、それ以外はオリジナル通りのものが収録されるものと思われます。
関連リンク
龍が如く7 外伝 名前を消した男:SEGA
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