GIGAZINE さんでも報じられていますが、次期メジャーアップデートとして開発中と噂されているWindows 12(仮称)では従来の買い切りライセンスではなく、サブスクリプションライセンスに移行する可能性があるようです。
クラウドでWindows環境を使用できるWindows 365の話だと思っていたのですが、どうも基本ソフトウェア・・・OSとしてのWindowsを課金制に移行する計画をしているようです。
PCに限らず、スマートフォンやタブレット、IoT機器などのハードウェアはOSがなければ何もできないただの高級文鎮なわけですが、そのOSをサブスクリプション制にするのは流石にイカれすぎて言葉も出ません。
多分個人向けに販売されているHome/Professionalは従来通り買い切りライセンスでの提供、企業向けに従来ボリュームライセンスとして提供されているEnterpriseではサブスクリプションライセンスも選択できるようになる・・・ということだとは思うのですが、個人向けまでサブスクリプションに移行した場合「20万するゲーミングPCを購入したのに毎月アプリを動かすための基本ソフトに課金しなければならない」という頭がおかしいことになります。
AppleですらOSをサブスクリプション制にするなんて話は計画すらされていませんし、ただでさえいきなり登場したWindows 11のせいでハードウェア的にはまだ余力があるPCが粗大ゴミになるという状況を作り出しているのでいよいよPC用OS としてのMicrosoft Windowsも長い歴史に幕を閉じてしまう可能性すらありそうです。
ただしGIGAZINEさんやソース元のNeowinの記事を見る限り、サブスクリプション関連の記述が見つかったのはInsider Preview Canaryビルドとのことなのでなんらかの形でサブスクリプションライセンスを準備しているのは間違いなさそうですが、必ずしも将来の製品版に反映されるわけではない点に留意する必要があります。
Windows 12自体まだ正式にアナウンスされてたわけではないのであくまで検討段階と思っておいた方が良いかもしれません。
関連リンク
MicrosoftはWindows 12をサブスクリプション形式で利用するOSにしようとしているとのリーク情報:GIGAZINE
Microsoft might want to be making Windows 12 a subscription OS, suggests leak:Neowin
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