ジョージ・ハリスンの追悼ライブ「Concert for George」が日本で劇場初上映へ

エリックとダーニ。ダーニは本当にジョージの生き写しそのもの 洋楽

エリックとダーニ。ダーニは本当にジョージの生き写しそのもの

2001年に開催された「Concert for George」がリマスターされて日本国内で劇場公開されることになりました。

その名の通り2000年10月31日にこの世を去ったビートルズの元メンバー、ジョージ・ハリスンの追悼ライブで、生前友人だったエリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ゲイリー・ブルッカー、ラビ・シャンカールといった豪華メンバーがジョージの名曲を熱演する伝説に残るライブです。奇しくも今年はジェフ・ベックが亡くなっており、先日ジェフの追悼ライブが終わったばかりです。

映画好きでもあった(・・・というか監督をやっていたときすらある)ジョージらしく、「モンティ・パイソン」のエリック・アイドルやトム・ハンクス(!?)もコントシーンで参加しています。流れとしてはジョージが強く影響を受けたインド音楽→モンティ・パイソンによる寸劇→ロックパートとなっており、ロックパートの一曲目が日本公演でも最初に演奏していた「I Want To Tell You」なのがまた感慨深い・・・エンディングの「Wah Wah」からの「I’ll See You In My Dreams」の下りも泣ける・・・

ジョージの息子、ダーニ・ハリスンも参加。彼自身父の意志を継いでロックミュージシャンとして今でも活躍中なのですが、本当にジョージそのままなのがまた泣ける・・・

今回上映されるのは2022年に開催20周年を記念してリマスターされたもので、サウンド面ではDolby Atmosにアップコンバートされています。既にDVD/BDもサウンドトラックCD(というかライブ盤)も出ていますが、個人的にも好きなライブなので是非劇場で見たいな・・・と思っています。公開は7月28日からです。

そういえばジョージ、生きていれば80歳なんですよね・・・参加していたメンバーのうち、ゲイリー・ブルッカー、ビリー・プレストン、トム・ペティ、ジム・キャパルディ、ラビ・シャンカール師匠ももう天国に旅立ってしまっているわけですが、ジョージといろいろセッション楽しんでそうだなぁ・・・なんてことも考えてしまったり・・・

関連リンク

劇場版Concert For George:公式サイト

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