いろいろと衰えを感じた話

ずっと一緒に走ってきた子で走れなくなった辛さ ゲーム

ずっと一緒に走ってきた子で走れなくなった辛さ

感覚的にはそんな実感はないのですが、思えばこの子と一緒に走ってきて23年が経過しました。

 

大ヒットした「SEGA RALLY Championship 1995」の続編として1998年1月に稼働したのが「SEGA RALLY 2」です。1996年に稼働した「バーチャファイター3」で初めて採用されたModel 3基板・・・正確にはそのリビジョンアップ版となるModel3 Step 2.0で稼働したタイトルで、当時はその圧倒的なグラフィックの美しさに小学生時代のかのあゆは脅威を覚えたものです。

Model 2 Revision B基板のセガ・ツーリングカー・チャンピオンシップを移植する時点で当時のメインストリームハード、セガサターンだともはや移植は限界レベルに達していたので家庭でじっくりプレイできるのはもっと先になると思っていたのですが、同年6月に開催されたE3にてあくまでノンプレイアブルの状態ではありましたがWindows移植版が参考出展され、さらに翌年1999年1月にはドリームキャストへの移植が実現しています(E3で先行発表されていたWindows版は1999年6月に発売。もともとWindows版先行で開発されていたのですが、E3とほぼ同時期に発表されたドリームキャストがDirectX 5.0を組み込んだカスタマイズ版Windows CEを採用した関係で同時開発された経緯があります)。

当時すぐにドリームキャストを購入出来る状況ではなかったのですが、仲良くしていたトヨタのディーラーさん(携帯回線、および固定回線を契約できるキャリアショップ、Pipitをトヨタディーラーで展開していた関係でネット接続可能なドリームキャスト実機が置いてありました)でDC版セガラリー2を、保谷にあったスバルのディーラーさんでは存在自体がレアな初期ROM + WRブルーマイカに塗装されたDX筐体の)AC版をよくプレイさせていただいたものです・・・当時としては本来のメイン商品である実車を購入するわけではなかったのでえらく迷惑だったとは思うのですが、子供だったからと言うのと、ディーラーさんのご厚意で許されていた面は大きかったと思います・・・本当感謝しています・・・

どれだけこの子と走ってきただろう

そのころからずっと使っていた相棒がランチア・ストラトス。初代セガラリーのSS/PC移植版ではじめて実装された車種ですが、初代ラリーでは車種による特性が再現されていなかったなかMR車ということで独特の挙動が与えられていた・・・のは良かったのですが、癖が強く乗りこなすのは正直今でも厳しいじゃじゃ馬マシンだったのですが、セガラリー2でデフォルト車両として登場したときはだいぶ挙動がマイルドになって扱いやすくなっていました(初心者向けと案内されていた4WD車(インプレッサ、ランエボV、エスコート、カローラWRC、デルタ、セリカ)はアンダーが強く逆に扱いづらい印象に・・・)

そのため23年間この子とずっと走ってきたのですが、RETRO:Gでまもなく値上げが実施されることもあって日曜日に秋葉原へ出かけた際に久々にプレイしてみたところ、リヴィエラまで完走できずスノーウィーでタイムアウトする結果になりました・・・

RETRO:Gで稼働しているセガラリー2のROMがどのバージョンなのか特定することは出来ない上に、ツイン筐体の後期ROMやそれをベースに移植したDC版、Windows版とは明らかに挙動が異なるような気もするのですが、単純に衰えているだけな気がします・・・正直、曲がれるはずの速度でコースアウトしたときはかなりショックでした・・・中学生時代前述のスバルディーラーでDX筐体も走り込んでいたはずなのですが、ROMバージョンが異なっていた上に時間が経ちすぎているのでプレイ感覚がうろ覚えになってしまっているところもあるかもしれません。

速いユーザーさんはそれこそいっぱいいますし、当時も今も「気ままに走れればいい」というスタンスでプレイしているのですが正直、ここまで衰えているとは思わなかったのでショックを受けました・・・

今年前半である程度今後相棒として長く使えるPC、スマホは確定したので後半はやりたかった別の趣味にリソースを費やそうとは思っていたので、価格改定後もぼちぼちセガラリー2はプレイしていきたいかなと思っています・・・本当ショックだなぁ・・・

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