一部のガジェットメディアや大手ニュースサイトが紹介している無断改変軽量版Windows 11について ー MSの正規品を無断改変した割れOS、何が仕組まれているのかわからないのでダウンロード含め一切おすすめしません

一部ガジェットメディア、ニュースサイトでMicrosoftの純正イメージを無断改変した改変OSが取り上げられていますが、ダウンロード、およびインストールするのはおすすめしません。(紹介記事含め当ブログでは一切リンクは貼りません)

理由としてはMicrosoftの正規OSを無断改変したいわゆる「割れOS(違法コピー品)」であることと、何が仕込まれているのかわからないからです。

OSの軽量化自体はそれこそMS-DOS時代からよくありましたし、かのあゆの小学生時代にもWindows 95のExplorer.exeをコピーすることでInternet Explorer 4.01との統合により(当時のPCでは)重くなってしまったWindows 98を軽量化する「98Lite」というツールが存在していましたが、今回一部メディアで紹介されている物は「無断改変されたインストールメディア(isoイメージ)」がそのまま配布されている違法コピー品となります。

Windows 10からの無償アップグレードパスが有効なので忘れ去られがちではあるのですが、Windows 11はMicrosoftが販売している市販OSですし、こういった無断改変したイメージの再配布は一切許可していません。(ものとしてはシステム要件チェック機能が削除されているほか、2GB RAM搭載機でもそれなりに動くようマルチランゲージサポート含めコンポーネントが削られているようです)

当然このイメージで無断改変されたWindows 11を使用している場合ライセンス違反となるため正規プロダクトキーを使用していても無効化される可能性があるほか、そもそも今後リリースされるセキュリティアップデートや大型アップデート(23H22023 Update)が配信されない可能性があります。

またそもそも第三者が無断改変しているため、悪意のあるマルウェアが含まれている可能性があります。本来であればガジェットメディアや大手ニュースサイトで取り上げるべきものではないのですが、この辺の意識が薄れてきてしまったのでしょうか・・・

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