古いIntel Macを延命できるOpenCore Legacy Patcherの最新バージョン「v1.0」リリース開始、macOS Sonoma公式サポートが追加 ー どちらにしてもメインでMacを使うつもりならApple Siliconへの移行を検討すべきタイミングになってきているのかも

サポートが終了してしまった、古いIntel CPU搭載Macに最新OSを導入できるようにする「OpenCore Legacy Patcher」がv1.0に更新されました。今回のアップデートで9月26日に正式版がリリースされたmacOS Sonomaのサポートが追加されています。

当初古いBroadcom製Wi-Fiドライバが完全に削除されてしまったことや、Metal APIに対応していないiGPU/dGPUを搭載するMacで互換性の問題が発生していたことからSonomaに対応するのは早くても年末になるとアナウンスされていたのですが、問題が解決したようで予想より早い段階で正式サポートされる形になりました。遅すぎるよ・・・もうApple Siliconに移行しちゃったよ・・・

公式では削除されてしまったBroadcom製Wi-Fiモジュールを搭載するモデル、およびMetal APIをサポートしない古いdGPU/iGPUでも問題なくグラフィックアクセラレーションが利用できるとのこと。基本的にOpenCore Legacy Patcherを当てた状態でmacOS 13.x Venturaが動いていたモデルであればSonomaにアップグレード可能と考えても良さそうです。

特にまだパフォーマンス的には余力があるSkylake/Kaby Lake世代のろりまっくやまくぶくえあに“最後の”夢を見せて上げられるので現在でも愛用しているユーザーの方にとっては朗報といってもよさそうです。特にろりまっくは今後も後継モデルの登場が望めなさそうなので・・・(もともとぺったんこでモビリティに優れていたことを謳っていたえあえあに15インチなんてデカさなんて望んでいないし、何ならバビディに洗脳されたようなM字ノッチも不要!

ただし、macOS Sonoma自体Apple Siliconへの最適化が進んでしまった関係でサポートされているIntel Macでもかなり機能制限がかかっているほか、予定通り現行製品がApple Siliconへの移行を完了させたことからほぼ確実にIntel MacをサポートするmacOSは今回のSonomaが最後になると思います。そういう意味では無理矢理延命して使い続けているユーザーもそろそろApple Siliconに移行するか、マカーであることをやめるかのどちらかを選択しなければいけない時期になってきています。

関連リンク

OpenCore Legacy Patcher:公式サイト

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