GPD Win3ではForza Motorsport（2023）もプレイ不可 − Tiger Lake + Iris Xe Graphics搭載ゲーミングUMPCだとプレイできないタイトルが増えてきた

10月10日よりForzaシリーズ最新作、「Forza Motorsport」がリリースされました。前作「Forza Motorsport 7」から実に6年ぶりとなる「リアルSIM」としてのForzaシリーズ最新作となります。

XBOX Gaming Pass（PC/Ultimate）に加入しているユーザーであれば本作も遊び放題の対象に入っています。「SEGA Racing Classic 2」が収録された「龍が如く7 外伝」もGaming Passでの配信が決定しているので本当にXBOX Gaming Pass Ultimateに加入しておいて良かったと感じています。

そんなForzaですが、「Horizon 5」がGPD Win3でも問題なく動作していたので大丈夫だろう・・・と踏んで起動したところ、MK1と同じくテクスチャー表示バグが発生してしまいました。しかもMK1であればグラフィックに目を瞑れば格闘ゲームとしては一通りプレイすることができたのですが、Forzaに関してはコースラインが見えなくなってしまうためレースゲームとして成立しない致命的な問題が発生してしまっています。

おそらくRyzen APU搭載ゲーミングUMPCではこの問題は発生しない可能性が高そうではあるのですが、「MK1」「Forza」以外にも「ROBOCOP:ROUGE CITY」に至っては起動すら出来ないようで、Iris Xe Graphics搭載ゲーミングUMPCだと真っ当にプレイできないタイトルが増えてきています。

当初はゲーミング方面でもプロモーションに力を入れていたのですが、dGPUであるArcが発売してからはドライバーの最適化もそちらが中心になってきた印象があります。先日開催された東京ゲームショー 2023でブースを展開していたONE-NETBOOK社のジャック社長が4Gamerさんのインタビューにて、Intelが現在開発している第14世代Core（コードネームMeteor Lake）搭載機種に関しても出たら検討したいと答えていますが、Xe Graphicsの現状をみていると多分採用はされないんじゃないかな・・・と予想しています。

最新作がプレイできないので販売終了前のタイミングで購入した前作「Forza Motorsport 7」でもプレイするか・・・と思ったのですが、こちらはこちらで現在配信されているXBOXアプリの不具合（正常に起動できない）によりダウンロードすらできない状況なので本当困ってます・・・