セルラー版林檎時計S6に乗り換えての感想

見た目も使い勝手もS4から大きく変わったわけではない iOS

見た目も使い勝手もS4から大きく変わったわけではない

林檎時計S4(Wi-Fi)から林檎時計S6(セルラー、楽天ナンバーシェア契約)にリプレースしての感想です。そもそも母艦となるンホォ12ろりがそばにいないというケースはあまり少ないので正直使い勝手はWi-Fiモデルと変わらないのですが、単体でモバイル通信できるデバイスになったことにより利便性は高まった気がします。

単体で通信できるようになったのはやはり便利

一番大きいのは当然これだと思います。林檎時計のセルラーモデルはeSIMをサポートしているので、セットアップ時にキャリアが提供しているナンバーシェアプランの加入手続きを行えば即単体通信が出来るようになります。出来ること自体は母艦であるiPhoneとペアリングしている状態とあまり変わりないのですが、そばに端末がない状態でも電話の通話や着信、各種通知の確認、フィットネスデータの正確なトラッキング、Apple Musicでのストリーミング再生、Apple Payの利用と行ったことが行えるようになります。

前述の通り基本的には母艦となるiPhoneが手元にいないというケースは少ない・・・とは思うのですが自宅で充電中だったりとか、ランニング時に荷物を軽くしたいからスマートフォンを持ち出したくないとかそういうときには林檎時計だけ持ち出してフル機能が使えるので重宝すると思います。

ただ楽天の場合、かけ放題を利用するには「Rakuten Link」というアプリ経由でダイアルする必要があるのですが、現状林檎時計はサポートされていないため発信は有料になってしまうのが難点でしょうか・・・せっかく新品林檎時計も売り始めたんだからRakuten Link出してくれればいいのに・・・(一応OSのダイアラーから10分無料でかけ放題になる追加プランもあることにはありますが・・・)

常時点灯ディスプレイは予想以上にバッテリーが減らない

2019年9月に発表された林檎時計S5から常時点灯ディスプレイに対応しました。元々銀河ちゃん時計(とその前モデルとなるGearシリーズ)など有機ELディスプレイを搭載しているスマートウォッチでは以前から対応しているデバイスは多数存在していましたし、近年では低価格で購入できるしゃみばん7でもサポートされるようになってきた機能です。腕を上げたときに時刻が表示されていればいいのでそこまで必要だとは感じていなかったのですが、腕時計であることを考えると搭載されていればありがたいと感じられます。

電力を抑えているとはいえ、常にディスプレイが点灯した状態なのでバッテリー稼働時間にも影響してくるかな・・・と思っていたのですが特にそんなことはありませんでした。林檎時計S6に搭載されているS6 SIPの省電力機能が優秀というのもあるでしょうし、それ以前に数週間前まで使っていたのがバッテリー残量77%の林檎時計S4だったため余計に長く持ったように感じられるようになっただけかもしれませんが・・・(なお今回購入した林檎時計S6のバッテリー残量は87%でした)。

データ通信関連は母艦がそばにいる環境であればBluetooth経由で行うのですが、そばにいない状態ではWi-Fi、またはモバイル通信経由で行います。常時点灯よりはむしろモバイルネットワーク経由で単体通信させた時の方がバッテリーは減るかなぁ・・・というのが正直な感想です。

血中酸素濃度が記録できるのはやはり良い

メイン端末がアンヨヨイヨ環境でそちらでは現在OPPO Watch Freeを使っているので元々林檎時計で記録できることを重視していたわけではなかったのですが、林檎時計S6では初めて血中酸素濃度(SpO2)の記録をサポートしました。林檎時計S4で初めて搭載された心電図センサー(EGC)とは異なりあくまで医療機器としての認可を受けていないためAppleとしては「血中酸素ウェルネス」と呼んでいるようですが、その精度はどうやら医療機器とほぼ同レベルということなので取得できるデータの信頼度は高そうです。

睡眠時はほかのスマートウォッチと同じくリアルタイムで血中酸素濃度の記録を行ってくれるのでいまかのあゆが一番気にしている無呼吸症候群のチェックにも活躍してくれそうです。なお今年発表された林檎時計S9/うるとらでは皮膚温センサーも搭載されましたが、現状体温がとれるというわけではなく女性の健康管理機能に便利・・・というものなので男であるかのあゆには必要ないかなぁと・・・

まとめ

元々林檎時計S4をバッテリー交換して長く使っていく予定ではあったのですが、場合によっては来年6月にリリースされるwatchOS 10でサポート対象から外れてしまう可能性がある(一応今年切られた林檎時計S3とは異なり、スペック的にはまだ余裕があるので少なくとも2023年にOSアップデートが切られるということはないと思っていますが・・・)ことやそもそもEGCセンサー周りの挙動がおかしくなっていた‘(強く押し込まないと測定できない。本来は軽く触るだけで測定できます)こともあり、遅かれ早かれ乗り換えるべき日はそう遠くはないかなぁとは思っていた矢先に物理ボタンが完全に反応しなくなったため、急遽林檎時計S6に乗り換えました。イオシスさんで安い個体をたまたま見つけられたのでこの点本当に助かりました。ボロボロの方が時計として気兼ねなく使えるので防水・防塵性能が維持できていれば特に問題はありませんし・・・

もちろん画面サイズがより大きくなり、ソフトウェアキーボードによる入力もサポートして新しいウォッチフェイスも使えるようになった林檎時計S7/S8のほうがよりベストであることには変わりないのですが、そうはいってもS6も2年前に出たばかりのモデルですし、機能面にかんしては現行モデルとほぼ変わらない(SoCも設計自体S7/S8 SIPも大きな変化はなし)ことを考えれば個人的には十分かなぁと・・・何より単体で通信できるデバイスになったことにより、「小さなPDA」としての実用性はぐっと高くなりましたし、より手放せないデバイスになってくれています。

関連リンク

林檎時計S4が死んだので林檎時計S6(セルラー)に乗り換えました ー ついでに楽天ナンバーシェアも加入

 

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