笑ゥせぇるすまん113話「幻のスーパーレーサー」感想 ー バーチャフォーミュラー!アイルトン・セナ!デルタ!グルーブBの終焉!以上! 実はVR・ARの登場を予言していたアニメオリジナルエピソード

Amazonプライムビデオで配信している「笑ゥせぇるすまん」(NEWではなく旧作)の113話、「幻のスーパーレーサー」を見ました。ゲストのお客様役が後のサイ・サイシー(ちょうどこの回の2年後にGガンダムが放送開始)やゴッド・ウソップを演じていらっしゃる山口勝平さんだったり彼女のナオコちゃん(定食屋の娘)が一途でいい子すぎたりいろいろ見所はあるのですが、藤子不二雄A先生の原作にはない、アニメオリジナルエピソードになります。詳細なあらすじはVODの殿堂さんで掲載されています。(笑ゥせぇるすまん自体はYouTubeにてデジタルリマスター版が公式で無料視聴可能ですが、今のところこのEPはまだ配信されていません)

 

「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第116話のあらすじ・ネタバレ・感想~宅雄とナオコの煌めく世界~:VODの殿堂

 

放送日は1992年12月26日。内容としては後のVR、ARの登場を予言したような内容なのですが、この年といえばちょうどセガがModel 1基板を使用した3Dレースゲーム、「バーチャレーシング」の稼働が始まった時期だったこともあり、お客様の車尾宅雄(読みなはそのままくるまおたくお)がモーターショーでプレイするゲームが「バーチャフォーミュラー」だったりします。(一応SEGAのライセンスは取ってないので筐体のロゴは「SECA」になってたりしますが・・・というか笑ゥせぇるすまんってたしかメガドラでゲーム化してたよな・・・)

その後喪黒さんからプレゼントされたVRゲームマシンでバーチャルなF1レースの世界にはまり込んでいくわけですが、この頃はちょうど今はなきアイルトン・セナがマクラーレン・ホンダで活躍していた時期ということもあり、「ほぼアイルトン」なお方が作中に登場したりします。

笑ゥせぇるすまんなので約束を破ってナオコちゃんをVRの世界に呼び込んでしまうのですが最後にドライブした車がマルティニカラーのランチア・デルタHFインテグラーレ(セガラリーを連想してしまうかもしれませんが、初代セガラリー・チャンピオンシップがアーケードで稼働したのはこの作品の放送から2年後です)

WRCでは当時トヨタ・セリカGT-FOUR(ST185)やら三菱・ギャランVR-4やらスバル・レガシィRSやら活躍していたのにデルタを選択するあたり、この回のスタッフの方はかなり車好きがいたんだろうなぁと・・・さいごは2人で抱き合ったままVR心中してしまうのですが、走っているコースがツールド・コルスで現実世界での事故後の様子が85年のグループBの悲劇そのもの(ただしそちらはデルタはデルタでも中身が完全に別物のS4のほうですが・・・)だったりと知ってる人じゃないと気づかないような描写が入ってるのがまた・・・・

笑ゥせぇるすまんを放送していたのはかのあゆが保育園~小学校に上がる頃だったのですが、後半のエピソードは見ていなかったのでアニメオリジナルでこんな回があったのは知りませんでした。セガオールドゲームファン、レースゲームファンにはたまらない内容になっていると思うので見れる方は是非。リアルタイムで見て印象に残った回は「プラットフォームの女」ですかね・・・(NEWだとかなり美女になってるんですが映像技術の進化でマスクがはがれた後のグロさが向上しています)

というか一応幸せなままだった最後を迎えたのでまだ救いはあるものの、ただの一途な定食屋の娘だったナオコちゃんまで巻き込む必要あったんですがね、喪黒さん・・・

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