ONE〜輝く季節へ〜のリメイク版。ONE.を今後購入する予定です

ななぴー

今年12月にPC、Nintendo Switch、PlayStation 4向けタイトルとしてリリースされる予定となっている「ONE〜がや焼く季節へ〜」のリメイク版、「ONE.」を予約・購入する予定です。どのプラットフォーム向けのものを購入しようか迷っているのですが、今のところSwitch版を購入する方向で予定しています。

原作は1998年5月にネクストンのゲームブランド、Tacticsより発売した恋愛アドベンチャーゲームで、翌年1999年5月には最初のコンシューマ移植版となるPS版「輝く季節へ」が今はなきKIDよりリリースされています。原画は樋上いたるさん、シナリオは久弥直樹さん/麻枝准さん、音楽は折戸伸治さんで、本作の発売後、ビジュアルアーツに移籍して現在の「Key」を設立しています。

かのあゆがKey作品を知ったきっかけになったのはPS版輝く季節へで、当時セガサターンユーザーだったのですが真剣にプレイステーションを購入したいと思った（そして実際に購入した）きっかけになったタイトルの一つです。もう一本は「ウンジャマ・ラミー」。

PS版「輝く季節へ」

既にオリジナルのスタッフが移籍したあとの作品だったこともあって監修はほぼ行われていない状態でリリースされ、なぜかビジュアルノベルスタイルに変更された上に完全蛇足のオリジナルキャラ、清水なつきが追加されるなど、お世辞にも移植作としての評価はよろしくありませんでした。ちょうど同じタイミングでオリジナルスタッフが関わっていたPS版To Heartがリリースされていたのでそちらと比較されてしまったというのもあるとはおもうのですが、個人的には最初に触れたKey作品だったのもあって（清水なつきを除いて）最初の全年齢移植版としてそこまで悪かったとは思っていません

だよもん星人こと長森瑞佳を演じられていた飯塚雅弓さんも、ななぴーこと七瀬留美を演じられていた横山智佐さんもベストマッチしていたと思いますし、今でも椎名繭のCVは大谷育江さんで固定されています（PS版輝く季節へが発売した時点で既にアニポケのピカチュウも担当されていましたし、姫ちゃんのリボンでも出演されていましたし、何より今だとチョッパーなのですがかのあゆには逆にチョッパーが繭たんにしか聞こえないことすら・・・みゅー！）。川名みさき先輩を演じられていた雪乃五月さんは本当にみさき先輩そのもので、後に発売したドラマCDでも引き続き担当しています。PS版ではHシーンが削除された代わりに新規CGが追加されているのですが、当然樋上いたるさんによるものではないのでこの点も評判を下げる要因になっていますが・・・当時の癖が強いいたる絵を再現するのも相当苦労されたでしょうし、実際に追加されたCGもそこまで悪いものではないのであまり気にしていません。というか普通に牛乳ちゅーちゅー吸ってるだよもん星人のCGはかわいいと思う。

ONE〜輝く季節へ〜という作品自体音声付き作品としてドラマCD、全年齢OVA、18禁OVA（中身はキャラを借りただけのエロアニメそのものなので正直見る価値はありません。特に茜たんが好きな方とみさき先輩が好きな方は・・・）、原作ゲームのフルボイス版がリリースされていますが、メディアが変わるたびに声優陣が入れ替わっていて、今回のリメイク版「ONE.」でも全キャラCVが変更されています。正直せめてみさき先輩は雪乃五月さんの声でまた会いたかった・・・とは思っているのですが、今回採用された声優陣もキャラのイメージに合っていると思いますし、みさき先輩はやっぱりみさき先輩のままだし、繭たんはろり度が増えてさらにかわいくなったのでこれはこれでいいと思います。

今回は18禁作品ではなく、最初から全年齢作品として発売されます。予約特典はえっちぃものが多いですし、後で18禁版もリリースされる可能性は否定できませんが、もともとHシーンに力をいれた作品ではない（というかこの頃からむしろ邪魔で不要とまで言われていた）ので正直この点を気にする方はいないと思います・・・いないよな?繭たんのちゅっちゅシーンかわいいけどな!

オリジナルの時点で樋上いたるさんのイラストは好きでしたし、惚れ込んだからそのままKanonもはまり込んで葉鍵板コテハン（＝今のハンドル名はもともとそのときのコテハン）になるきっかけにもなったのですが・・・おねかのSSは毎週のようにチェックしていましたし・・・

ただいまのいたるさんのイラストで、ONE〜輝く季節へ〜という作品をリメイクしてほしいと思っていたのも事実でした。既にKeyのスタッフとして活躍されているので多分かなうことはないだろうな・・・と思っていたのですが、いたるさんがビジュアルアーツを退社しフリーになったことでその夢が実現しました。今の画風でうまれかわっただよもん星人やななぴー、みさき先輩、澪たん、繭たん、茜たんは本当にかわいいですし、シナリオは原作から大幅改変はされていないはずなので・・・まさか2023年になって、KanonがSwitchに移植され、ONE〜輝く季節へ〜のリメイク版が発売することになるとは夢にも思っていませんが、かのあゆにとってはマスターピースのような作品なのでやっぱり購入するのは義務なんだろうなと思っています。