ろりれっつを再びUSB PDに対応させて究極のモバイルノートに進化させてみる

USB-Cポートを備えていないろりれっつでもPD充電が可能に Microsoft Windows 11

USB-Cポートを備えていないろりれっつでもPD充電が可能に

3年前に購入した最初のろりれっつ(CF-RZ5)の時も購入していたのですが(=酔った勢いで終電を逃し、秋葉原駅前で仮眠を取った結果リュックごと盗難。なお残念ながら3年が経過した今でも出てきていません)、先日再購入(=3回目)したろりれっつ(CF-RZ6)をUSB PD充電に対応させることにしました。

搭載CPUがBroadwell-Y、Skylake-Y、Kaby Lake-Y、Whiskey Lake-Yと4世代にわたりアップデートされたろりれっつシリーズですが、残念ながら接続ポート類は最終モデルとなるRZ8まで一切変化がなく、USB-Cポートは最後まで搭載されないままでした。

どちらかというとフルサイズのUSB Type-Aポートが3つ備わっていた方がUSBメモリや外付けハードディスク、マウスといった周辺機器を使用する分には便利なのですが、モバイルノートとして困るのが「バッテリーが切れた時に作業できなくなってしまうこと」です。

ろりれっつシリーズは元々性能より省電力性能を最優先したCore m系統のCPUを採用しているので、新品バッテリーを装着した状態であれば4時間程度稼働するのですが、状況によっては4時間では足りないことが多々あったりします。Let’s NoteシリーズのACアダプターは割とサイズ感があるのでリュックに入れると結構かさばりますし、そもそも電源が使える場所って結構減ってきているんですよね・・・

そこで活躍するのが「Let’s NoteシリーズでUSB PD対応モバイルバッテリーやACアダプターを使用出来るようにするトリガーケーブル」です。これを使うことにより、従来のDC-INコネクターしか用意されていないLet’s NoteでもUSB PDに対応するモバイルバッテリーやよりコンパクトなサードパーティ製ACアダプターを使用することが可能になります(ただし、パナソニック純正製品ではないので万が一大事なろりれっつが故障してしまってもそれは自己責任ということになります)。

3年前の時点ではケーブルを自作して実際にUSB PD対応モバイルバッテリーでLet’s Note SZ5とろりれっつ(CF-RZ5)を充電できるようにしたという記事を書いていたブロガーさんが存在していましたが、Amazonで販売されているのは無名メーカーの製品のみだった記憶があります。

ただ2023年現在はメモリなどを販売しているアドテックさんからもLet’s Noteシリーズに対応する変換ケーブルが販売されています。(以前のブログ記事でも書いたとおり、実はろりれっつ再購入直後に一番安い変換ケーブルを購入したのですが、結局使うことが出来なかったのでアドテックさんの製品を購入し直しています・・・)

スキルがあるのであればあればPDトリガーケーブルを自作してしまった方がより安価に手に入りますが、かのあゆはそのようなスキルは持ち合わせていない上にせっかく連れ戻したろりれっつを壊したくないのでアドテックさんの製品を購入することにしました。ちなみに価格は1,398円(税込)です。eMakerも搭載されていますし、ろりれっつシリーズの他NX、LX、SZ、XZ(一応USB-Cポート自体は搭載されていますが、当時の技術的な都合によりPDはサポートされていません)、MX等にも対応しています。一応現行モデルのSRやQVシリーズでも使え・・・ますが、この子たちはそもそもUSB PDに最初から対応しているのでわざわざ購入する必要はありません。

現在かのあゆはこのケーブルとINIUの45W対応USB PD モバイルバッテリー(本来はAYANEO 2021用に購入したもの)と組み合わせて使っていますが、問題なく充電できています。もちろん充電しながらの利用も可能です。充電速度も35%の状態から1時間半程度でフル充電が完了するので純正ACアダプターとほぼ変わりありません。ただし起動時に純正ACアダプターを接続していないという警告メッセージが表示されるのと、純正OS(からアップグレードしたWindows 11環境含む)、あるいは「PanasonicPC情報ポップアップ」をインストールした環境でやはり警告メッセージが表示されますが、実利用では特に問題はありません。

ろりれっつだけでなく、14インチサイズのLXですらモバイル出来る軽さが魅力のLet’s Note。おそらくUSB-Cポートを搭載する以前のモデルを愛用している方はかなり多いかと思われますが、どこでもモバイルしたいのであれば揃えておいて損はないと思います。

ちなみに購入したろりれっつですが、結局最初からセットされていたバッテリーは劣化が進んでおり、バッテリー補正を実行しても急にバッテリーステータスが0になってしまう問題は変わらなかったので同梱されていたバッテリーに交換しました。こちらはほぼ新品に近いコンディションだったようでPC情報ビューアーで確認できるバッテリー健康状態は90%と良好な状態でした。いずれろりれっつシリーズ用の純正バッテリーも生産終了するでしょうし購入出来るうちにもう一本揃えておく予定ですが、これでモバイルノートとして活躍させることが出来そうです。

関連リンク

アドテック PanasonicHP Lenovo NEC 対応充電ケーブル 15V~16V,19V~21V対応 eMarker搭載 1.2m PD充電 95W対応(USB Type-C/5.5mm-2.5mmコネクタ) APC-A095CM-5525P:Amazon

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